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シビックの内装・外装・走行性能を徹底解説

セダン/クーペ
画像出典:ホンダ

エクステリア

流麗なデザインながらもガンダムのようなゴツいエクステリアです。ボディサイズは全長4560mm、全幅1800mm、全高1415mmで、Cセグメント(プリウスなどと同類)に分類されます。ミラーを含めた車幅2082mmは、全幅に対して一般的な張り出しであり、狭い道にも対応できる数値です。そして、最低地上高が135mmと、一般的な約140mmと同じぐらいですので、普通に運転していれば車の下を擦ることはないでしょう。

インテリアとユーティリティ

ヒップポイントは分かりませんでしたが、車高から分かる通りシート高は低く、乗り降りはし難いです。しかし、シートの座り心地は前席も後席も良かったです。身長170cmの私が適切な運転姿勢をとった際に、後部座席の膝前に拳3個分、頭上に1.5個分のスペースがあり、比較的広々としていました。これなら後席での長距離移動も問題ないです。そして、ドライビングポジションは一般的です。この車はスポーティな車なので、正直もう少し拘ってもらいたいです。更に、運転視界があまり良くないだけでなく、補助としての360°カメラがオプションでも装備できないので、この点は評価できません。

走行性能

2Lハイブリッドモデルは、最高出力104kW、最大トルク182N・mのエンジンに、最高出力135kW、最大トルク315N・mのモーターを組み合わせています。実燃費は街乗りで約18km/L、高速道路で約19.5km/Lぐらいです。駆動方式はFFのみです。大人4人がフル乗車しても、この動力性能なら高速道路でも十分な走行ができます。

一方、1.5Lターボモデルは、エンジンが最高出力134kW、最大トルク230N・mというスペックで、実燃費は街乗りで約9.5km/L、高速道路で約15km/Lとなっています。こちらもFFのみの設定です。こちらも、大人4人がフル乗車しても、この動力性能なら高速道路でも十分な走行ができます。

最小回転半径は5.7mで、このサイズの車としては小回りが利きません。車の大きさまで考慮に入れると、この車は大きさとしてはオールラウンダー(買物から旅行まで使える)ですが、運転視界の悪さなどから趣味性の高い車と言えます。

街乗り燃費高速燃費
2Lハイブリッド18km/L19.5km/L
1.5Lターボ9.5km/L15km/L

安全性能

クルーズコントロール性能は高いです。周囲の車の速度変化に合わせてきちんと速度コントロールしてくれますし、ステアリングアシストについても車線しっかりとトレースしてくれます。頼れる運転支援と言えます。

また、JNCAPと呼ばれる第3者機関による安全性の評価があり、この試験にてシビックは2024年にファイブスター賞を受賞しています。

おすすめグレードと価格・まとめ

おすすめグレード価格(円)エンジン
e:HEV LX3,998,5002Lハイブリッド
RS4,398,9001.5Lターボ

まず、ハイブリッドならではの運転の愉しさを求める方にはe:HEV LXがおすすめです。ハイブリッドならではのトルク感は乗っていて非常に高揚感があります。装備面でより上位のe:HEV EXがありますが、e:HEV LXの装備でも十分です。そして、MTを運転したい方にはRSをおすすめします。このグレードはハイブリッドと比較すると、伝統的な運転の愉しさを重視したモデルです。

総合評価は70/100点とします。趣味性が高い車ですので実用性を重視する方にはおすすめしませんが、運転を楽しんだりデザインを優先する方にはおすすめです。

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