" /> ヤリスクロスの内装・外装・走行性能を徹底解説 | My Car Choice – 後悔しない車選び

ヤリスクロスの内装・外装・走行性能を徹底解説

SUV

エクステリア

コンパクトなSUVであり、都会派な印象です。ボディサイズは全長4180mm、全幅1765mm、全高1590mmで、Bセグメント(CX-3などと同類)に分類されます。そして、最低地上高は170mmのグレードが多く、普通より少し高めです。

インテリアとユーティリティ

乗降性はヒップポイントが615mmと、日本人が最も乗り降りしやすいと言われる600mm前後に近いこともあり、非常に優れていましたシートの座り心地は並であり、後部座席も並といったところです。身長170cmの私が適切な運転姿勢をとった際に、後部座席の膝前に拳2個分、頭上に2個分のスペースがあり、お世辞にも広いとは言えないです。ヤリスと比べると、少しマシな印象ではありますが。ドライビングポジションは少し視点が高く、アクセルペダル位置は並といった感じで、運転姿勢は普通です。しかし、運転時の視界は前方だけでなく左後方も含めて良好です。トランク容量は、ボディサイズから考えて普通と言えるでしょう。

走行性能

1.5Lハイブリッドモデルは、最高出力67kW、最大トルク120N・mのエンジンに、最高出力59kW、最大トルク141N・mのモーターを組み合わせています。4WDモデルでは更にリアモーターが組み合わされます。実燃費は街乗りで約27.5km/L、高速道路で約23.5km/Lぐらいです。駆動方式はFFと4WDが選択可能です。大人4人がフル乗車しても、この動力性能なら高速道路でも十分な走行ができます。

一方、1.5Lガソリンモデルは、エンジンが最高出力88kW、最大トルク145N・mというスペックで、実燃費は街乗りで約12km/L、高速道路で約17km/Lです。こちらもFFと4WDの設定です。この車格に対してこの動力性能は、不足はないといった感じです。しかし、4人フル乗車で高速道路を頻繁に利用するのはしんどいです。

最小回転半径は5.3mのモデルが多く、このサイズの車としては大回りしてしまう印象でした。しかし、車の大きさまで考慮に入れると、この車は日常の買い物や通勤に使うにはもってこいの、日常使い向きサイズと言えます。

前輪駆動(FF)でのデータ街乗燃費高速燃費
1.5Lハイブリッド27.5km/L23.5km/L
1.5Lガソリン12km/L17km/L

安全性能

クルーズゴントロール性能は至って平均的です。ハンドル支援についても至って平均的(少しグラつく)です。言い換えるとすごく信頼できるレベルではありません。ただ、上級グレードとKINTO専用グレードでオプション設定される、アドバンストパークと呼ばれる半自動駐車システムなど面白い運転支援なども選べます。そして、ヤリスが手引きのパーキングブレーキなのに比べて、ヤリスクロスは電動パーキングブレーキが搭載されている点は評価できます。

また、JNCAPと呼ばれる第3者機関による安全性の評価があり、この試験にてヤリスクロスは2020年にファイブスター賞を受賞しています。なので衝突安全性や予防安全性も安心でしょう。

おすすめグレードとその価格・まとめ

おすすめグレードハイブリッド(FFの場合)ガソリン(FF・1.5Lの場合)
Zグレード2,887,5002,513,500
Xグレード2,433,2002,046,000
GR SPORT3,031,6002,648,800

Zグレードだけ明らかに装備が充実しているので、装備面を考えるのであればZグレードがおすすめです。コストパフォーマンスを求めるならばXグレード一択です。またスポーツグレードを求めるならばGR SPORTがおすすめです。エンジン種別については、せっかくトヨタを選ぶならばハイブリッドがおすすめです。因みに、特別仕様車がある場合、その特別装備に惹かれたならば買いです。

総合評価は75/100点とします。後部座席は広くないので、2人乗車中心であり、尚且つデザインが気に入ったならばおすすめです。しかし、SUVのデザインを選びたい訳ではないならばヤリスがおすすめです。コストパフォーマンスについてはライバル車並みです。

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