" /> ヴェゼルの内装・外装・走行性能を徹底解説 | My Car Choice – 後悔しない車選び

ヴェゼルの内装・外装・走行性能を徹底解説

SUV
画像出典:ホンダ

エクステリア

クーペライクなデザインで、SUVの中ではかなり都会派です。ボディサイズは全長4340mm、全幅1790mm、全高1590mmで、Cセグメント(カローラクロスなどと同類)に分類されます。ミラーを含めた車幅は見つかりませんでしたが、全幅に対してそこまで張り出していることはなく狭い道にも対応できる印象です。そして、最低地上高が195mmと、一般的な約140mmと比較してかなり高いため、車の下部を段差に擦ることはなさそうです。

インテリアとユーティリティ

ヒップポイントは見つかりませんでしたが、適度な高さで非常に乗り降りしやすいです。シートの座り心地は前席も後席も良かったです。身長170cmの私が適切な運転姿勢をとった際に、後部座席の膝前に拳4.5個分、頭上に1個分のスペースがあり、非常に広々としていました。これなら後席での長距離移動も快適です。ただ、身長が高い男性などが後席に座ると頭上が狭く感じると思います。また、ドライビングポジションは極平均的でした。運転時の視界はSUVとしては低めだと思いますが、前方は開けており、後方についても悪くはないです。

走行性能

1.5Lハイブリッドモデルは、最高出力78kW、最大トルク127N・mのエンジンに、最高出力96kW、最大トルク253N・mのモーターを組み合わせています。実燃費はFFの場合、街乗りで約24km/L、高速道路で約21km/Lぐらいです。駆動方式はFFと4WDが選択可能です。大人4人がフル乗車しても、この動力性能なら高速道路でも十分な走行ができます。

一方、1.5Lガソリンモデルは、エンジンが最高出力87kW、最大トルク142N・mというスペックで、実燃費は街乗りで約9.5km/L、高速道路で約14km/Lとなっています。こちらは4WDのみの設定です。少し物足りない印象です。ただ、2人乗車までならばそこまで問題ないでしょう。

最小回転半径は5.3m(一部5.5m)で、このサイズの車としては標準的と言えるでしょう。車の大きさまで考慮に入れると、この車は日常の買い物から旅行まで幅広い用途で活躍できる、非常に実用性の高いサイズと言えます。

街乗り燃費高速燃費
1.5Lハイブリッド(FF)24km/L21km/L
1.5Lガソリン9.5km/L14km/L

安全性能

クルーズコントロール性能は平均より高いです。周囲の車の速度変化に合わせて適度に加減速してくれますし、ステアリングアシストについても車線をしっかりトレースしてくれます。実用性の高い運転支援と言えます。

また、JNCAPと呼ばれる第3者機関による安全性の評価があり、この試験にてヴェゼルは2021年にファイブスター賞を受賞しています。

おすすめグレードと価格・まとめ

価格(円)特徴
e:HEV Z・PLaYパッケージ3,556,300パノラマルーフを選べる
e:HEV X・HuNTパッケージ2,998,600アウトドアデザイン

ヴェゼルは非常に人気車種なので周囲と差別化できるモデルがおすすめです。まずはe:HEV Z・PLaYパッケージですが、オプションでパノラマルーフを選ぶことができます。このパノラマルーフが非常によく、前席から後席までを覆う大きさです。次に、e:HEV X・HuNTパッケージですが、こちらはオフロードが似合うアウトドアデザインとなっており、個性が光ります。ガソリンモデルはハイブリッドに比べてかなり燃費が悪くなるのでお勧めしません。更に、ハイブリッドモデルでも4WDはFFに比べてかなり燃費が悪いので、雪国に住んでいたりする場合以外はお勧めしません。

総合評価は84/100点とします。大きな欠点がなく良い車なので、買っても思わぬ理由で後悔するようなことはないでしょう

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