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GR86の内装・外装・走行性能を徹底解説

セダン/クーペ
画像出典:トヨタ

エクステリア

刺激的なスポーツカーであることが全面に伝わってくる印象です。ボディサイズは全長4265mm、全幅1775mm、全高1310mmで、BRZの兄弟車でもあります。ミラーを含めた車幅2018mmは、全幅に対してコンパクトに抑えられており、狭い道にも対応できる数値です。そして、最低地上高が130mmと、一般的な車高よりも気持ち低いですが、スポーツカーなのでこんなことは気にする部分ではありません。因みに、フロントマスクのデザインがGR86とBRZでは大きく異なっており、GR86の方がスポーティさを強調したデザインです(BRZは安定感を強調したデザイン)。

インテリアとユーティリティ

ヒップポイント392mmと、日本人が最も乗り降りしやすいと言われる600mm前後からはかけ離れており、非常に乗り降りしにくいです(それでもスポーツカーにしてはマシな印象)。シートの座り心地は前席はかなりホールド感があって非常に好感が持てますが、後席は完全に割り切っているので、まず大人は座るべきではありません。そして、ドライビングポジションはスポーツカーなこともあって非常に綺麗に取れます。アクセルペダルは吊り下げ式ですが、ここは乗る人の好みです。そして、運転時の視界は見た目に反してよく、前方は不満ないです。ただし、クーペなので側方と後方の視界は悪いです。ここは割り切るしかないでしょう。BRZが全体的に黒で内装をまとめているのに対して、GR86の最上級グレード「RZ」では、レッドステッチやレッドのアクセントカラーを多用し、情熱的な内装となっております。

走行性能

2.4LNAモデルは、最高出力173kW、最大トルク250N・mのエンジンです。実燃費は街乗りで約6.5km/L、高速道路で約12.5km/Lぐらいです。駆動方式はFRのみ選択可能です。BRZと比べるとアクセルレスポンスは明らかに鋭く、ハンドリングもよりクイックです。

最小回転半径は5.4mで、このサイズの車としては少し大回りする印象です。車の大きさまで考慮に入れると、スポーツクーペということもあり、実用性よりも趣味性の強い車です。(ただ、2人でなら旅行も行ける大きさです。)

安全性能

スポーツカーなのにアイサイトがついている(トヨタですが、設計の都合でスバルのアイサイトです)のが面白い点です。アイサイトの機能はある程度削られていますし、自分で運転する車なので要らないと思う方も多いでしょうが、非常に性能の高いクルーズコントロールが搭載されており、もし使うとなれば非常に運転の疲れが軽減するでしょう。

おすすめグレードと価格・まとめ

おすすめグレード価格(MT車)
RZ3,518,000
SZ3,195,000
RC2,936,000

避けた方が良いグレードは存在しません。全ておすすめできるグレードです。まずRCですが、スチールホイールが装着されているなど、装備がかなり簡略化されている競技用車両ですが、自分で大部分をカスタムしたい方にはおすすめです。次に、SZですが、値段と装備のバランスが取れているので、カスタムする方にもしない方にもおすすめです。最後にRZですが、これは装備がかなり充実しているのでカスタムはもうしない方や最上級を求める方におすすめです。

総合評価は66/100点とします。GR86かBRZで迷っている方は、メーカーで選ぶのも良いですが、より刺激的な走りを求める方にはGR86長距離を快適に移動したい方や大人のスポーツを求める方にはBRZがおすすめです。

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